ダニの弱点は意外なアレ?ダニが大量発生する原因についてもチェック!

梅雨の時期などに増えてくるダニ。

刺されると痒くてとても不快ですよね。

ぐっすりと快適に布団で寝たいのに、毎日ダニに刺されていたら快適な睡眠もとれません。

実はダニには、弱点があります。

そこで今回は、ダニの弱点や、大量発生する原因などを紹介します。

目次

ダニの弱点は意外なアレ?

ダニの弱点は2つあります。

それがコチラです。

  • 高温(60℃以上)
  • 乾燥(湿度40%以下)

ダニは高温に弱い生き物なんです。

そのため生きているダニを退治するには熱を与えることが重要だったんです。

60℃以上の熱で死滅しますが、50℃台の低い温度でも20~30分程度時間をかければ死滅します。

そして、乾燥していると繁殖力が低下するんです。

40%以下の湿度でダニは死滅します。

ただ、部屋を乾燥しすぎると喉を傷めたりしてしまうので繁殖を抑えるには湿度60%以下を保つように心がけましょう。

ダニの弱点を活かした対処法

ダニの弱点を活かした対処法を紹介します。

それがコチラです。

  • クリーニングに出す。
  • 布団乾燥機を使う。
  • 洗濯乾燥機を使う。
  • ダニ取りシートなどのグッズを使う。
  • スチームアイロンを使う。

それぞれ、方法を説明していきます。

クリーニングに出す

クリーニングを利用することも良いでしょう。

クリーニングに布団を出すと、ダニのフンや死骸だけでなくてダニのエサであるアカやフケを洗い流してくれます。

そして、高温で乾燥してくれるので布団のダニ退治にとっても効果的です。

布団が重たくて、クリーニングに出すのが面倒だなと感じる方は宅配クリーニングを使ってみると良いですよ。

布団乾燥機を使う

布団乾燥機を使うことも効果的です。

布団乾燥機は布団全体を高温で温めてくれて、内部まで乾燥させることが出来ます。

ダニの弱点、高温・乾燥が同時にできます。

ただ、布団乾燥機の中には、50%以上にならないものもあるため購入するときに高温になるものを選ぶと良いでしょう。

また、布団乾燥機を使った後はダニの死骸やフンを吸い取ることも忘れないようにしてください。

洗濯乾燥機を使う

乾燥機がついている洗濯機を持っている方は是非活用しましょう。

しかし、ダニ退治には順番が重要です。

普通は、洗濯してから乾燥をします。

ダニ退治には、逆に行います。

洗濯だけでは、ダニは流れません。

先に乾燥をしてダニを死滅させてから洗濯することでダニの死骸を洗い流すことが大切です。

乾燥→洗濯の順番で行いましょう。

ダニ取りシートなどのグッズを使う

ダニ取りシートでダニを退治する方法もあります。

ダニ取りシートには「粘着タイプ」と「乾燥タイプ」の2種類があります。

しかし、日革研究所ではこのような実験結果があります。

粘着シートの上をダニが動けることで、商品外に逃げ出す可能性が十分に考えられます。

日革研究所https://nikkaku-j.com/

よって、ダニ取りシートを購入するときは「乾燥タイプ」の方が良いでしょう。

このようなシートを布団の下に置いておくだけでいいので、便利ですね。

スチームアイロンを使う

カーペットなどの洗えないものには、スチームアイロンを使ってダニを退治することが出来ます。

高温のスチームでダニを死滅させます。

また、生地によってはスチームアイロンが使えないものもあるので使用前に確認しましょう。

そして、使った後が重要です。

スチームアイロン使用後は、湿っていますよね。

そのまま放っておかずにしっかりと乾かしましょう。

ダニが大量発生する原因は?

ダニが大量発生する原因は、時期や場所などが関係しています。

ダニが大量発生する時期

気温が上がってくる5月から、気温が下がってくる10月ごろが大量発生の時期です。

しかし、近年は床暖房などの住居環境、加湿・空調などの普及により暖かく保たれているため冬でもダニの被害が見られるようになりました。

繁殖を行う場所・条件

ダニは非常に成長スピードが早いです。

そして、繁殖スピードも同様で、何も対策をしないとあっという間に大量発生してしまいます。

ダニが好む・繁殖を行う条件はコチラです。

  • エサとなるものが豊富にある。
  • 高温多湿な環境

温度は20~30度、湿度は60~80%と言われています。

ダニ対策をする前に、ダニにとって快適な環境を作らないように心がけましょう。

ダニがいるかわかる方法は?

ダニがいるかを調べる方法を紹介します。

・目でダニの死骸が無いかを確認する。

ダニ1匹は0.2㎜~1.0㎜と非常に小さいですが、大量発生している場合は目で見ても確認しやすくなります。

布団やカーペットをめくって、白い粉のようなものがたくさん散らばっている場合はダニの死骸である可能性が高いです。

また、掃除機をかけた後にゴミ溜めに白い粉が溜まっている場合もあります。

それもダニの死骸の可能性が高いです。

・ダニアレルゲン測定キットを使う。

目で確認するのではなく、確実にダニがいるかを調べたい場合はダニアレルゲンの検出・判定が出来るキットを使ってみましょう。

3,000円と少しお高めですが、確実にドコにダニがいるのか知りたいという方には抜群の方法です。

ダニが好むものは?

ダニの好物はなんでしょうか。

それがコチラです。

  • ホコリ
  • フケやアカ
  • 食べ物のゴミ
  • ペットの毛やゴミ

それぞれ、説明していきます。

ホコリ

布団、絨毯、衣類とさまざまなものからホコリは出てきます。

こうしたホコリもダニにとっては、美味しいご飯なんです。

棚の裏側やテレビのサイドボードやソファの下など、家庭内はホコリが溜まりやすい環境ですよね。

日ごろから隅々まで掃除をしておくことが大切です。

フケやアカ

私たち人間は、1日に50~100本の髪の毛が抜けると言われています。

また、生きているからこそ代謝もして気づかないうちに多数のフケもでています。

この髪の毛やフケもダニにとって栄養満点な食べ物なんです。

掃除機をかけるのはもちろんですが、カーペットなどに絡みついている髪の毛などは粘着シートのコロコロで掃除をして清潔を保ちましょう。

食べ物のゴミ

基本的に人が食べるモノは、ダニも食べます。

なので、私たちが食事をするリビングやダイニングの床に落ちた食べこぼしは、恰好のエサになります。

なるべく、下にこぼさないように気をつけたり、こぼしたらすぐに拭くようにしましょう。

ペットの毛やゴミ

人間と同じく、ペットの毛もダニの好物です。

そして、エサの食べ残しもダニの好物になるんです。

なので、掃除をする時にはペットの毛なども意識してコロコロをしたり、エサのお皿の近くは清潔に保つように心がけましょう。

ダニを気にしすぎるのも注意が必要?

日ごろからダニ対策をすることは、とても大切です。

対策をしていても痒みがあったり、ダニのことを気にするあまり体に悪影響を及ぼしている可能性もあります。

ダニ以外のかゆみの原因はコチラです。

  • 寝具やパジャマの繊維に対するアレルギー
  • 乾燥
  • 蕁麻疹
  • ストレス
  • ノイローゼ
・寝具やパジャマの繊維に対するアレルギー

寝具やパジャマなどに使われている繊維に対して、アレルギーが起こる場合もあります。

特に化学繊維は刺激になりやすいと言います。

肌が弱く敏感な方は注意が必要ですよ。

・乾燥

寝ている間に肌が乾燥して痒みがでることもあります。

乾燥していると赤身が出やすいので、ダニに刺されたと勘違いしてしまう方もいるかもしれません。

保湿をしっかりとして、痒みが続く場合は皮膚科に受診しましょう。

・蕁麻疹

夜になると蕁麻疹がでるという方もいます。

夜になると痒いけど、日中は痒くないという方は蕁麻疹の可能性があります。

蕁麻疹は薬で改善するので、皮膚科に受診して相談しましょう。

・ストレス

ストレスにより蕁麻疹が出たり、アトピー性皮膚炎のかゆみが悪化してしますこともあります。

ダニだと思っていたら、実はストレスからの痒みだったという可能性もあります。

心当たりがある場合は、内科などに相談しても良いでしょう。

・ノイローゼ

実は、ダニをきにするあまりノイローゼになってしまっている方もいらっしゃるようです。

ダニはどの家庭にもいますが、全てのダニが人を指すわけでは無いんですね。

もちろんアレルギー面でダニ対策はした方が良いですが、気にしすぎも良くはありません。

しっかりと対策をしていても、毎日刺されるという方は、ノイローゼや偽ダニ症と呼ばれる状態かもしれません。

ノイローゼや偽ダニ症は、ダニが原因でなくて心因性のものなんですね。

そういう時は、一度病院に相談しましょう。

ダニ対策が自分で難しい場合は?

ダニ対策を頑張ても、自分でなかなか処理が難しいという場合は、業者にお願いをしましょう。

専門の駆除業者なら、駆除はもちろんですがその後の予防対策までしてくれます。

衣食住を送る大事なお家を快適に過ごすためにも、ダニで困らないように是非1度専門業者に相談してみるといいですよ。

「ダニの弱点は意外なアレ」を検索する人がよく思う質問4選

ダニが嫌がるものは何ですか?

ダニは、熱と乾燥を苦手とします。

ダニを簡単に退治する方法は?

ダニを簡単に退治するには、高温と乾燥を出すものを使うと良いです。

布団掃除機はダニに効果ありますか?

布団乾燥機は高温でなお感想もしてくれるので効果があります。

ダニはクリーニングで死にますか?

クリーニングで、ダニの死骸やフンをしっかりと洗い流してくれるので効果あります。

まとめ:ダニの弱点を知って効果的な対処方法を試そう!

いかがでしたか?

今回は、ダニの弱点や対処方法を紹介しました。

ダニの弱点は、高温と乾燥でしたね。

日ごろから、ダニが住みやすいお家にならないようにしていくことが大切です。

少しでもダニ退治に役立てば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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