高すぎ!?ココナラの手数料と計算例を解説!高いと言われている理由は?

ココナラ 手数料

趣味や特技・経験を生かして稼ぐことが可能な『ココナラ』は、学生や主婦、フリーランスの活躍の場として人気を集めています。

低価格から出品・購入ができ、扱っているサービスの内容も占いや美容・悩み相談、翻訳、動画やイラストの作成など、幅広いジャンルがあります。

誰でも自分のスキルを生かしてチャレンジすることができる一方で、ココナラは手数料が高すぎるという声が多く挙がっているようです。

そこで、ココナラの高すぎると言われている手数料について、他のクラウドソーシングサービスとの比較や、金額が高くなる理由を調査していきたいと思います。

目次

ココナラの出品者・購入者の手数料

ではまず、ココナラを利用する出品者と購入者の手数料を見ていきましょう。

出品者は一律税込22%、購入者は税込5.5%

ココナラを利用した場合、報酬金額から手数料が差し引かれ、残りの金額を受け取ることになります。


ココナラのサービス手数料は、出品者が報酬金額の税込22%で、購入者が報酬金額の税込5.5%です。

サービス利用者手数料
出品者20%(税込22%)
購入者5%(税込5.5%)

2021年に手数料が改定される前までは、出品者の手数料が27.5%で、なんと購入者の負担はありませんでした。

改定後は、出品者の手数料が22%、購入者の手数料が5.5%となっており、出品者は以前の27.5%に比べ5.5%少なくなった分を、購入者側が負担するようになりました。

購入者もサービス価格にプラスして5.5%を支払う必要がでてきたようです。

出品者の負担は減りましたが、購入者にとっては、取引額が大きければ大きいほど、手数料を支払うのは負担に感じてしまいますよね。

手数料の支払方法

続いて、手数料の支払い方法についてご紹介していきます。

手数料は、基本的に支払い1回ごとの合計金額に対して発生します。

例えば、1万円のサービスを購入すると、購入時に550円の手数料が発生するので、合計金額は10,550円となります。

出品者側は報酬を受け取る際、1万円から手数料の22%が差し引かれます。

手数料の支払い方法には、決済手数料が無料のものと有料のものがあります。

決済手数料無料の支払方法

  • クレジットカード
  • ココナラコイン(旧ココナラポイント)
  • WebMoney(ウェブマネー)
  • BitCash(ビットキャッシュ)
  • Vプリカ
  • ココナラに貯まった売上

決済手数料100円の支払方法

  • dケータイ払いプラス決済
  • auかんたん決済
  • ソフトバンクまとめて支払い

決済手数料150円の支払方法

  • コンビニ払い決済

期間限定キャンペーンで、通常手数料が有料のものが無料になることもあるようですよ。

また、2017年5月には新たな支払い方法としてコンビニ決済が導入されるなど、決済方法はどんどん増えています。

今後も、新しい決済方法がどんどん増えて便利になる可能性がありますね。

有料オプションやおひねりの手数料

ココナラには、有料オプションとおひねりというシステムがあります。

おひねりとは、やり取りの途中で追加料金を支払うことができる制度です。

例えば、やり取りの中で出品者に追加の作業をお願いする場合に、希望に合う有料オプションがない時には、出品者と合意した金額を支払うことができます。

サービス料金そのものだけでなく、有料オプションとおひねりにおいても、手数料が発生します。

有料オプションを複数同時に購入する場合は、オプションの単価ごとに手数料がかかってしまうので気をつけましょう。

有料オプション・おひねりの手数料の支払い方法は以下の通りです。

有料オプション・おひねりの手数料支払い方法

  • クレジットカード
  • キャリア決済(決済手数料が100円かかります)
  • Apple Pay
  • ポイント
  • ココナラコイン
  • 請求書払い
  • こんど払い

通常の手数料の支払い方法と違い、コンビニ払いや銀行払いはできないようですね。

10,000円の取引があった場合の計算例

では実際に10,000円で取引した場合の、出品者と購入者の手数料をご紹介していきます。

出品者の場合、10,000(取引商品の価格) × 22%(手数料) = 7,800円(受取金額)となります。

購入者の場合、10,000(取引商品の価格) × 5.5%(手数料) = 10,550円(支払金額)となっています。

このように、サービスの金額が大きくなればなるほど、双方の負担がかなり大きくなるようですね。

特に、出品者にとっては、せっかく高額なサービスを売り上げても、手元に入ってくる金額が少なく感じてしまいます。

手数料において気を付けたい点

続いて、手数料についての注意点をご紹介していきます。

サービス手数料・クーポン割引額・おひねりにココナラポイントは付与されません。

ココナラポイントは、購入したサービスと有料オプションの金額にのみ付与されるようです。

また、ココナラコインの購入に手数料はかかりませんが、ココナラコインの価格帯には手数料分が含まれています。

そして、決済が完了した後にキャンセルとなった場合、手数料は返金されます。

また、手数料の改定後には、ココナラコイン価格帯についても見直されました。

ココナラコインを購入できる価格帯が、サービス手数料を踏まえた価格に変更されています。

端数を考え、損をしないよう複数回に分割して決済するような手間がかからないため、ココナラコインは有料オプションやおひねりを渡す際にとても便利な決済方法です。

ココナラの手数料が高いと言われている理由

次に、ココナラの手数料が高いと言われているわけを調査していきたいと思います。

手数料が高いと言われているのには、大きく2つの理由があるようです。

ランサーズやクラウドワークスよりも手数料が高い

1つ目の理由は、他社と比べて手数料が高いからです。

業界最大級のクラウドソーシングサービスであるランサーズは、日本国内に2008年に初めて誕生したクラウドソーシングサービスです。

ランサーズを導入している企業は40万社を突破しており、中にはKDDIやYahoo!JAPANなどの大手企業も含まれているんですよ。

ランサーズでは、案件を掲載しフリーランスとして働く人を募集するだけではなく、ココナラのようにスキル・経験を選ぶことも可能です。

また、出品者側には「認定ランサー」という視覚的に分かりやすい仕組みが設けられており、質の高い優秀なワーカーを簡単に見つけることができるのでとても安心です。

ランサーズのシステム手数料は5%〜20%で、これは出品者の報酬額のみに発生します。

購入者側の購入金額に対しては、サービス利用手数料は発生しません。

そのため、購入者も手数料を支払う必要のあるココナラよりも安いようですね。

同じく業界大手のクラウドソーシングサービスであるクラウドワークスでは、ワーカーつまり出品者のみが5%~20%のシステム手数料を支払うことになっています。

ランサーズと同じように、クライアント側つまり購入者の手数料は無料ですので、購入者はココナラよりもお得なんですよ。

手数料が安くなる基準が高い

もう1つの理由は、手数料が安くなる基準が高いからです。

ココナラでは、手数料が最も安価になるのは月間販売総額が25万円以上の場合です。

そのため、副業でお小遣い稼ぎ程度に少し働きたい方や、家事の合間に得意なことで稼ぎたい方には、少しハードルの高い金額ですよね。

月間販売総額が少ない方の手数料は30%ですので、かなりの額が手数料として引かれてしまいます。

また、ココナラでは有料サービスを1件でも購入してもらうまでは500円以上の金額設定ができません。

そのため、最初の1件は500円で出品するしかないので、報酬額は350円になってしまいます。

慣れるまでは中々思うように稼ぐ事が難しいようですね。

ですが、ココナラは手数料こそ高いものの、似たような他サイトと比べて圧倒的に利用者が多いことがメリットです。

最初は稼ぎ辛いかもしれませんが、少しずつ売り上げを伸ばしていくことで行く行くはしっかりと報酬を得ることができるようですよ!

ココナラの手数料が高い理由

続いて、ココナラの手数料が高い理由をご紹介していきたいと思います。

ココナラは他社と比べて手数料が高いですよね。

ですが、これにはちゃんと理由があるんですよ。

広告・宣伝に力を入れている

ココナラは、広告や宣伝にとても力を入れています。

「得意を売り買い、ココナラ」というテレビCMのフレーズを耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

ココナラは、テレビやYouTubeなどで多くの広告を流しています。

知名度が高いことが、ココナラが他サービスより会員数が多い理由の1つです。

会員数が多くなれば、自然と質の高いサービスが多く集まりますし、幅広いジャンルのサービスを見つけることができますよね。

安心できる決済システムを導入している

ココナラは、安心できる決済システムを導入しています。

ココナラには、サービスの購入後に運営側が一時的に代金を預かる仮払いというシステムがあります。

取引完了後に出品者へ代金が支払われるので、代金未払いや詐欺のようなトラブルの発生を防止することができます。

もしも、購入後48時間以内に出品者から連絡が来なかった場合は、自動でキャンセルされ、料金を支払う必要はありません。

出品者とメッセージのやり取りをしていたが途中で連絡が途絶えてしまった場合や、キャンセルリクエストを送信後24時間以内に返信が来ない場合は、キャンセル処理され購入代金が返金されるためとても安心ですよ。

セキュリティ性の高い決済システムを導入するには、初期費用がかかる他、月額費用も発生します。

ですが、コストがかかったとしても、利用者に安心して取引してもらえるようにセキュリティ性の高い決済システムを採用しているようですね。

カスタマーサポートが充実している

ココナラは、カスタマーサービスが充実しており、安心して利用することができます。

ココナラは365日運営しており、サポート体制が充実しています。

専任スタッフが24時間体制で常にチェックを行っているため、規約違反や悪質ユーザーをすぐに発見することができます。

また、カスタマーセンターへの問い合わせは、必ず2日以内に返信が来るので安心ですね。

利用者の手数料が高い分、ココナラの良質な運営・サポート体制が維持できており、安心してサービスを受けられるんですよ。

ココナラの手数料が高いのには、ちゃんと理由があるようです。

手数料が他社より高い分、質の高いサービスを多く集めることや、利用者が安心してサービスを利用することができるんですね。

ココナラを利用した方の口コミ

ココナラのサービスを実際に利用した方の、良い評判と悪い評判を見ていきましょう。

やはり高いというコメントや機能として不十分な部分もありつつ、とても好印象の口コミが多かったです。

高くても安心感のあるサービスは、出品者も購入者にも需要がありますね。

まとめ

今回は、ココナラの高すぎると言われている手数料について調査しました。

ココナラの手数料は他社と比べて高く、始めのうちは中々稼ぎにくいように感じるようですが、手数料が高い分安心して利用できるように工夫されていることが分かりました。

また、ココナラは広告・宣伝に力を入れていることも手数料が高い理由で、知名度が高い事で利用者が多く、良いサービスが多く集まってくるようですよ。

良いサービスを提供してくれる出品者とマッチングできる点や、サービスの品質が高い点を考えると、高いと言われるココナラの手数料にも納得できますね。

自分の特技や趣味を生かした仕事にチャレンジしたいと考えている方は、是非ココナラを利用してみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次